karajanjanの日記

カラヤンについて語りましょう

もっと入りますよね?

CDの中で、収録時間が短く、もったいないと思うものがいくつかありました。

例えば、カラヤンウィーン・フィルドヴォルザーク交響曲第8番。この1曲だと40分未満。初期のCDでも60分くらいは収録できることを考えると、ちょっと不親切なCDですよね。

               

また、カルロス・クライバーウィーン・フィルベートーヴェン交響曲第5番「運命」のCD。それと第7番のCD。ともに30分ちょっとの収録です。これももったいないですよね。                     

              

カラヤンのCDは後にシューマン交響曲第4番とのカップリングのものと、ドヴォルザーク交響曲第9番「新世界より」とのカップリングで再発売されました。

クライバーのCDは5番と7番をカップリングして再発売されました。やはり多くの人から収録時間が短すぎると文句があったことでしょう。CDも80分を超える収録時間になってきたこともあり、各CD販売会社も収録時間を見直したのでしょう。(クライバーは、他にベートーヴェンの4番、6番がORFEOから販売されていますが、これはいまだにカップリングされていませんね)

 

ところで、カラヤンは映像作品も多く作っています。DVD時代になり、収録時間も大幅に増え、オペラなどの作品は1枚ないし2枚で収まるようになりました。(CDなら4枚必要なオペラもありましたからね)一方で、ベートーヴェン交響曲の収録は、DVD1枚に対し第9以外は2曲ずつ。これではCDと変わりないではありませんか。ブラームス交響曲はDVDに1番と2番合わせて90分くらいなのでそれなりかと思います。チャイコフスキー交響曲に関しては4番・5番・6番が1枚に収まっているので、これは納得ですね。

                 

 

最も納得がいかないのが、やはりドヴォルザーク交響曲第8番なのです。DVD1枚にこの1曲しか入っていない!さらにはブルーレイになってもやはりこの1曲だけなんです。CD→DVD→BDと収録時間が増え、値段も上がっているにもかかわらず、収録内容を変えないのはどうなんでしょうね?その都度最新録音になってるといった事情があるのであればまだいいのですが、少なくとも最新のBDはDVDの内容そのままです。さすがにカラヤン好きの私でも???と思い、BDではどれも買い直していません。

                


カラヤン以外にも、バーンスタインのDVDでモーツァルト交響曲が1曲のものも出ています。(探せば他の指揮者や演奏家のDVD、BDはあることでしょう)オペラがまるまる収まる収録媒体なのに、かたや30分程度の1曲しか入っていないというのは買う側としてはちょっと疑問ですね。BDであれば、ベートーヴェン交響曲全集は2枚で収まる気がするのはわたしだけでしょうか?値段は多少高くても、枚数を抑えてくれた方が買おうかな?という気持ちが持てると思いました。