karajanjanの日記

カラヤンについて語りましょう

夢みる一日

今日はなんだか夢ばかり見る日でした。

まず、朝起きて記憶にあるのは、自分がミュージカルか演劇に出演した後、色々な人に挨拶をしてまわってる夢でした。(何に出演したかは覚えていません。または出演していた部分は夢で出てきていないのかもしれません。)汗だくで、何か衣装のようなもの(緑が入ったドレスのような服と言うか何といますか?よく分からないものを着ています。)で色々な人と話していて、「お疲れ様でした!」「この後は?」など話してまわっていました。その部分しか覚えていません。

今日はオフの日だったので、ちょこっと昼食後にまどろんでいたのですが、そこでも3~4つ何かを見た気がするのですが、夢の内容までははっきりと覚えていません。そのまま更にウトウトした際に、また夢を見ました。これはなぜか覚えています。あり得ないシュチュエーションなのですが、私がある部屋へ入りました。そうしたら、そこにはなんと、カラヤンが襟を立てた黒いポロシャツ(ご存知かもしれませんが、カラヤンは襟を立てているケースが多いですね)を着て座っていました。そこへ私が近寄っていくと、「あのシューマンのピアノコンチェルトはよくなかった。撮り直さないと!」と言うんです。日本語で会話をしました。(夢の中なので言語は関係なくなるのですね)なぜか私は以前に紹介した、ツィンマーマンと録音したCD持っていて、(いつの間に持っていたのだろう?)「これですか?そんなに傷が多い演奏だったんですか?」と大胆にカラヤンに質問してしまいました。そうしたら、カラヤンが「若造がいたずらしたからね。撮り直さないと!」と私の耳元でそっと返事をしてくれました。(ツィンマーマンが自分のテンポで演奏しようとしたことをカラヤンは「いたずら」と言ったのでしょう。このことについては前々回の記事に書かせていただきました。)

と、ここでパッと目が覚めたわけです。いやぁ、実に不思議な夢です。適当な話題をしていたのなら本当にたまたまそういう夢を見たと(カラヤンが出てきたというだけで、それだけで随分とありがたい夢ですが)思えるのですが、シューマンのピアノ協奏曲の話題を取り上げていただけに、ちょっとビックリです。もしかしたら、カラヤンが私の記事を空の上から読んで、「君の耳はおかしいのでは?どうしてあの演奏がいいのかね。もっと私がいいと思っている演奏があるんだから、それを探したまえ!」と言っているのではないかと思ってしまいました。

この夢を見ている時にかけていたのは、すみません。カラヤンではなく、ムーティウィーン・フィルモーツアルトの演奏会のDVDでした。

               

若き日のムーティの演奏です。1991年のザルツブルク音楽祭でのライブ収録です。昔、BS放送で放映されたものをVHSのビデオで録画して、何度も観ていました。私はこのモーツアルトはとても好きです。ディベルティメント1番、交響曲第40番&41番のコンサートです。41番のジュピターへのこだわりは記事にしましたが、このムーティのテンポ感は意外とお気に入りなんです。なので、何度も観ているうちにビデオも劣化してきたので、DVDを買い直しました。ムーティカラヤンのことをかなり尊敬していたので、この音楽が流れていても、カラヤンは怒らないでいてくれたことでしょう。

さて、今晩はまた夢を見るのでしょうか?